手助けこそが福祉の仕事

福祉のお仕事特集

福祉のお仕事特集

福祉のお仕事特集について福祉の仕事に興味がある人に向けて、福祉についていろいろと知ってもらい仕事探しのきっかけにしてもらうサイトです。 お問い合わせ→hukushi_oshigoto@yahoo.co.jp

生活を手助け

生活を手助け

福祉とは

介護福祉や社会福祉という言葉を聞いたことがあると思います。福祉は我々の生活の中にもたくさんあります。例えば、安全に道路を渡れるように横断歩道があり、音で目の不自由な人でも信号を確認することができます。今では当たり前ですが、レストランには子ども用のイスが用意されています。このような事も福祉の一部なのです。福祉の福という漢字には、幸せや幸いという意味があります。祉にも幸いという意味が含まれており、社会福祉という言葉は幸せに生きられる社会という意味があります。
幸せに生きられる社会ということで最近では地域福祉が注目を集めています。地域福祉の目的は、高齢、障害、その他のさまざまな事情から福祉サービスを必要とするようになっても、これまでの家族や友人、知人との関係を保ちながら、文化やスポーツ、芸術、趣味などの社会的な活動に参加することで、誰もが自分らしく誇りをもって、まちの一員として普通の生活を送ることができるようになることです。
地域福祉を進めるには、在宅での暮らしを支援するいろいろな福祉サービスを整備すること、地域の人々の結びつきを深めるために助け合いや交流活動を盛んにすること、道路や公園、商店街などを誰もが利用しやすいものにすることなどが大切です。地域福祉の実現には、福祉関係の専門機関だけでなく、ボランティア活動やまちづくりに取り組む市民の方々、保健や医療、住宅、建設、商工業に携わるさまざまな専門家や団体の方々など多くの人の協力が必要です。

福祉の例

福祉の例を挙げてみます。障害を持っている人だけではなく、誰もが安全に使いやすいモノや空間の形態をユニバーサルデザインといいます。このユニバーサルデザインの考え方も福祉のひとつといえます。耳が聞こえにくい人、又は聞こえない人たちの中では手話での会話がありますし、目の見えない人は点字で文字を読んでいます。このようなひとつひとつの事を福祉と呼びます。

介助犬

盲導犬、聴導犬などの言葉も聞いたことがあると思います。人の生活を手助けするように訓練された犬を、介助犬といいます。介助犬は身体の不自由な人のお手伝いをするために、小さなときから厳しい訓練を受けています。命令されたこと以外は、ほとんどしません。しっかりと訓練されて試験に合格できた犬だけが、介助犬として人のパートナーとなれるのです。人の歩いている速さに合わせて歩き、物を取ってきてとお願いすると言われたとおりに物を取ってきます。もちろん、介助をされる人も練習して犬の気持ちを知ることが必要です。