福祉の仕事とはバリアフリーを考えることでもある

福祉のお仕事特集

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バリアフリーを考える

バリアフリーを考える

バリアフリー

バリアフリーという言葉は英語です。バリアは、「邪魔なもの」という意味を持っています。フリーには、「無い」という意味があります。バリアフリーは、邪魔なものを無くすという意味で考えてつくられました。なにか不自由なことがあるのなら、それをなくそうとすることがバリアフリーなのです。よって、バリアフリーと言われるものは障害を持っている人のために使いやすく、過ごしやすくしようと考えてデザインされています。しかし、障害は人によって異なりますので全員が満足するものを作ることはとても難しいことなのです。近年は障害を持っている人だけではなく、人が生活をするうえでの安全や便利という意味でも用いられています。

事例

バスや地下鉄、電車に乗ると、次は○○に止まりますというアナウンスが流れます。アナウンスがあるので、眠たくてうとうとしていても目をつむっていてもだいたいの場所がわかります。ですがもしも、このアナウンスがなかったらと考えたことはありますか?眠ってしまったら聞こえていてもいなくても降りる場所をすぎてしまうかもしれませんが、アナウンスがあるとないとではきっと状況も変わってくるでしょう。今はバスなら料金表の上に、地下鉄や電車ならドアの上に次の止まる場所が書かれています。これも、バリアフリーから考えられて付けられたものです。その前は知らない場所に行くと、どこで降りればいいのかわかりずらかったでしょう。
道を歩いていると、デコボコした黄色いブロックがしかれていることがあります。目の不自由な人は、その点字ブロックを頼りにして歩いています。ですから、自転車を止めたり看板を置いたりすることは危険なので禁じられています。このページも、目の不自由な人にとっては読むことができません。そのためのバリアフリーとして、ホームページの中の文章を音で読み上げるソフトがあります。見えなくても、音から理解することができるのです。

あのテーマパークも

1983年にディズニーランドは作られました。実は障害を持っている人も楽しく遊べるように、バリアフリーを考えて作っていたのです。例えば車イスを使う人のことを考えて、園内の段差をなくしてバリアフリーを実現しています。他にも、目の不自由な人へアトラクションの説明をするのに模型があったり、耳の不自由な人がショーやストーリーを理解しやすいようにとパンフレットを用意したりもしているのです。