福祉の仕事に就くために面接NGトークを知ろう

福祉のお仕事特集

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できるでしょうかはNG

面接に来た方の希望職種に対して、希望スキルを伝えると「自分にできるでしょうか?」と逆に質問をされました。誰でも不安はあると思いますが、「頑張りますのでよろしくお願いします」という前向きな気持ちが必要でしょう。面接官にやる気を伝えるのは、面接の基本中の基本です。不安に思う具体例を事前に認識しておいて、「○○が不安なんですが何とか乗り越えたいと思いますので宜しくご指導下さい」というような仕事に対しての熱意が必要です。

他の面接はNG

「他の会社の面接も受けていますか」と聞いたところ「はい、有料老人ホームを受けています」という返事が返ってきました。「特養志望では?」と聞き返すと「職場の感じを見てから決めたいと思いまして」という返答でした。正直なのはいいことですが強く希望していないのかな?と思ってしまいます。企業や法人側が一番知りたいのは、なぜウチを選んだのか?ということです。相手の考え方やポリシーを理解して共感を見出すことはとても大切なことです。自分の考える良い介護ができるならどこでもいいという考えの人がいます。前向きなように聞こえますが、これは個人の都合だということを認識しましょう。

どっちでもいいはNG

「当社は複合施設で様々な職場があるのですが、希望はどちらですか?」と質問したら「どっちでもいいです」という返答でした。どっちでも、とはどこなんでしょう。これでは、仕事に対する姿勢が問われてしまいます。そして、「どっちでもいい」はもちろんNGです。主体性の欠片もない言葉で、仕事への意欲や前向きな姿勢がまるで伝わってきません。
これなら「どこでも頑張ります」の方が、少しは良いかなと思います。「自分の適正は○○なので、この仕事が自分に向いていると思っているのですが、期待していただける職場であれば特にこだわりはありません。ただ、出来れば○○型の施設に興味がありますのでよろしくお願い致します」などが良い回答です。
また資格や経験のある方は、別の意味で自信があるので「どっちでもいい」と答えてしまうケースがあります。資格で仕事をするのではないので、新しい職場で一から頑張る意思表示が必要です。自信の一言が「どうでもいい」という態度にならないように注意しましょう。面接は福祉業界だからといって、一般の企業とそう変わりはありません。むしろ介護保険制度が導入されてからは、サービス業としての位置づけがより明確となったので、利用者をお客様と呼んだり言葉遣いや接遇マナーといった一般的な職業倫理が求められています。面接成功のカギは事前にしっかりと調査し、必要な予備知識をつけてから臨むことです。